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Be Here Now Records
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Nerve

by Still Dreams

/
  • Streaming + Download

    Includes unlimited streaming via the free Bandcamp app, plus high-quality download in MP3, FLAC and more.
    Purchasable with gift card

      ¥840 JPY  or more

     

1.
ふつうのしあわせ 思い出吸って 生きてくのも良いけど これからだって まだまだたくさん出会いたい 熱っぽくって 眠ってみようとするけど それもダメみたいなんだ 止まないどきどきで起きちゃう ふつうのしあわせ 考えてみても 途方に暮れるだけ だから今を選んでる 果てなんかないぜ 下手なものまね すぐやめちゃおう 間違った答えでも 大切にしまって 見失わないで 今日のことだけ 忘れないようにしよう 積み重なって 気づけばすっかり大人さ ためになる話や 引き寄せる力 一山当てそうな 独特な知恵は なんにもないままこうなったけど 絶対にがっかりさせなくない ふつうのしあわせ 考えてみても 途方に暮れるだけ だから今を選んでる 果てなんかないぜ 下手なものまね すぐやめちゃおう 間違った答えでも 大切にしまって 見失わないで 夢中で走って ここへ来たよ もう眩しいねって 一緒に言えたらいいね 手なんか繋いで ふつうのしあわせ 見えなくても いけるような気がしてる いつか分かるんだろうね それまで遊んで
2.
たくらみ 03:55
たくらみ 長い夜が終わって 夢だって気づいた それだけの話で なんでこんな寂しいの 妄想内自己治療 完了 行くぞ 次こそはあと一歩 最初から どうしようもないことは排除 弱い時の名残も ひとり過ぎたことだけ思い出し ぶれた気持ち底なし そんな記憶忘れたい頃合い 迷い止まった足だって頼り 言葉で覆われた脳内 劣化なしで伝えたい もっと先へ まだ踏み込んで これからのことたくらんだって ずっと不完全 それすら抱いて きみとふたりでいれたら最高 もう無理って 諦めたって それから何度も繰り返して ほんとつまんねー 意地なら捨てて きみの隣で描いてたいよ 光に溶けきった 昨日のかけらを集めて 作り出した歌 今だから残してる とうとう分かってきたよ 二度目はないの これを逃すときっと 最後まで遠のいた きみとの距離を 埋める答えはないぞ ひとり過ぎたことだけ思い出し ぶれた気持ち底なし そんな記憶忘れたい頃合い 迷い止まった足だって頼り 言葉で覆われた脳内 劣化なしで伝えたい もっと先へ まだ踏み込んで これからのことたくらんだって ずっと不完全 それすら抱いて きみとふたりでいれたら最高 もう無理って 諦めたって それから何度も繰り返して ほんとつまんねー 意地なら捨てて きみの隣で描いてたいよ 大丈夫さ 醒めたって ふたりなら 飲みこみ 愛が形を持ち 音が鳴り出すよ 先へ まだ踏み込んで これからのことたくらんだって ずっと不完全 それすら抱いて きみとふたりでいれたら最高 もう無理って 諦めたって それから何度も繰り返して ほんとつまんねー 意地なら捨てて きみの隣で描いてたいよ
3.
空想の先 04:31
空想の先 月に触ったような 眩しい高み 置いてきた言葉 同じ気持ちになれるのが不思議 明日はまだ彼方 覚めないで この弾み 誘う奏に 足した嘘 泡になって 飛ぶあくび 夜を乗せて もう行くよ 飲み干した愛 守るものはない 瞬く間に落ちる花火 すぐに終わりに行き着くのに 「こんなもんか」って思えない 空想の先の形 何もないはずはない うつろを重ねたい 向こう側に少し見える明かり 渇き枯れたのは 優しいたましい 不甲斐ないからだ 無駄にざわつく気分は誤魔化し 穴埋めるだけさ 満ち足りてる 振りばかり 苦し紛れもばれる頃 前を見て 賭けでもいい 望む眺めをもう一度 飲み干した愛 守るものはない 瞬く間に落ちる花火 すぐに終わりに行き着くのに 「こんなもんか」って思えない 空想の先の形 何もないはずはない うつろを重ねたい 向こう側に少し見える明かり 空想の先の形 何もないはずはない うつろを重ねたい 向こう側に少し見える明かり
4.
拙い魔法 04:12
拙い魔法 浮かんだ身体 全部忘れてないんだ 日々は泡沫 きっとあっという間 今じゃ夜深ずっと 眠れないんだ 惚けた時は もっと昔みたいさ 澄んだ色から順に 覚めていくんだ 残りは微か 散るに任せた結果 追った背中かすみ消えてしまった 解けたらもう朝 まるでおとぎ話だ 見失った あの自分へ もう一度触れたいな 拙い魔法 勘違いしたまま進んで 帰れなくなるような 拙い魔法 拙い魔法 拙い魔法 出ない もう一回 拙い魔法 拙い魔法 拙い魔法 出ない 浮かんだ身体 全部忘れてないんだ 日々は泡沫 きっとあっという間 今じゃ夜深ずっと 眠れないんだ 惚けた時は もっと昔みたいさ 澄んだ色から順に 覚めていくんだ 残りは微か 散るに任せた結果 追った背中かすみ消えてしまった 解けたらもう朝 まるでおとぎ話だ 見失った あの自分へ もう一度触れたいな 拙い魔法 勘違いしたまま進んで 帰れなくなるような 拙い魔法 拙い魔法 拙い魔法 出ない もう一回 拙い魔法 拙い魔法 拙い魔法 出ない
5.
夜は旅 03:31
夜は旅 不思議な感じさ いつも幻を追うばかりよ 果てない物語を 分かる時は来る? 誰かの理想を繋ぎ合わせ おまじないのように目を閉じて ただ彷徨う海の中で 忘れていよう時の流れ 間違いと分かって手を伸ばして 心はとっくに体離れ デタラメも全部受け止めて そんな逃避行をしたいだけ 誰もいない場所へ 場所へ 夜は旅 広げる闇 終わらないように 無理に起きて ひとり祈り 押し出す光 まだ愛しいって思うよりほか無い 幼い理想がぼくの 支えになるって本能的に 気づいてるの だから大丈夫 誰かの理想を繋ぎ合わせ おまじないのように目を閉じて ただ彷徨う海の中で 忘れていよう時の流れ 間違いと分かって手を伸ばして 心はとっくに体離れ デタラメも全部受け止めて そんな逃避行をしたいだけ 誰もいない場所へ 場所へ 夜は旅 広げる闇 終わらないように 無理に起きて ひとり祈り 押し出す光 まだ愛しいって思うよりほか無い 夜は旅 広げる闇 終わらないように 無理に起きて ひとり祈り 押し出す光 まだ愛しいって思うよりほか無い
6.
このままでいいよ 時々ふっと 忘れちゃいそうになる 抱えられるもの もう何もない 僕らの理想 全てこの場所にある ここからきっと 生まれてくはず 誰より分かりたい その中の中まで 間違いないように ひとつずつ確かめ ふたりなり寄り添い 見ないふり当たり前 飛び乗る夢の旅 明かりない夜だって 今はのらりくらり ふたりこのままでいいよ 明日をともに祈り ハートビートも合わせていこう 未だ知ることばかり はしゃぐその時の匂い 懐くような影の形 またずっと増えてくる魅力 奥底に残る どうこうしようのない 心もきみの 淡さに染まる 誰より分かりたい その中の中まで 間違いないように ひとつずつ確かめ ふたりなり寄り添い 見ないふり当たり前 飛び乗る夢の旅 明かりない夜だって 今はのらりくらり ふたりこのままでいいよ 明日をともに祈り ハートビートも合わせていこう 未だ知ることばかり はしゃぐその時の匂い 懐くような影の形 またずっと増えてくる魅力

about

大阪・箕面を拠点に活動する男女シンセ・ポップ・デュオ、Still Dreamsが初の全曲日本語詞によるミニアルバム『Nerve』を7月12日にリリースする。本作は2022年7月発表の前作『New Life』(3rdアルバム)に続き、自主レーベルとして立ち上げたBe Here Now Recordsからのリリースとなる。

これまでのStill Dreamsは、80’sポップスやドリームポップ〜シンセポップ、SF小説、TVゲームなどの影響を受けたコズミックでドリーミーなサウンドを追求し、歌詞も英語で歌ってきたが、『Nerve』はそのイメージを軽やかに覆す。サウンドはこれまで以上にエレクトロ・ミュージックへ傾倒、歌詞は全て日本語で綴られている。

日本語詞については、かつて2人が所属していたドリームポップ/シューゲイザー・バンド、Juvenile Juvenileの時代から見ても初の試みとなる。2019年に中国でツアーを敢行し、2021年にはスペインの名門レーベル、Elefant Recoardsからミニアルバム『Make Believe』をリリースするなど、これまで何度も海外との繋がりを持ってきた2人。しかし、パンデミック以降は海外でのライブが難しくなったこともあり、もっと日本国内の人にも自分たちの音楽を聴いてほしいという気持ちが芽生えた。そうして、2021年頃から少しずつ日本語詞による楽曲の制作を進めてきたが、『Nerve』はそうした2人の想いが込められた集大成としての作品でもある。

どこかレトロな雰囲気の四つ打ちシンセ・サウンドに乗せて〈ふつうのしあわせ 見えなくても いけるような気がしてる〉と希望を歌う「ふつうのしあわせ」。一転して「たくらみ」ではチップ・チューンに高速ハイハットを搭載したようないたずらっぽさを見せる。続く「空想の先」ではテクノポップ、ドリームポップ、ハウス・ミュージックを螺旋状に往来し、勢いそのままにディスコライクな「拙い魔法」で孤独なワンルームを一夜限定のダンスフロアへと変えていく。そしてトランス〜EDMのStill Dreams流コズミック解釈とも言えるアンセミックな「夜は旅」を経て、苦楽を共にしてきた夫婦としての2人のソウルが〈僕らの理想 全てこの場所にある〉と言わしめるラブソング「このままでいいよ」で本作は幕を閉じる。

また、グラフィック・デザイナー/ヴィジュアル・アーティストとして活躍するKURODA(KANG SIGH HYPER CREW)が制作した「たくらみ」のミュージック・ビデオも公開される。ヴォーカルのMaaya Wachiが発行している学校新聞風のオウンド・メディア「Dream Express」から飛び出したようなキャラクターが3D化され、チップ・チューンのサウンドとも呼応する、まるでSteamで売られている海外のインディー・ゲームのようなチープでかわいらしい仕上がりとなっている。

どこかジャポニズム的意匠も感じさせる本作のアートワークは、メロディック・パンク・バンド、What Goes Upのギター/ヴォーカルで東京在住のIngrid Eliasによる描き下ろし。

キュートで人懐っこい、というStill Dreamsのアイデンティティは健在で、むしろそのポップ・センスは別次元へと足を踏み入れた感触すらある。キャリアにおける重要な転換点にして、新境地と言うに相応しい意欲作がここに完成した。

credits

released July 12, 2023

Still Dreams
Maaya Wachi: Vocal
Ryuta Wachi: Chorus, Production

Artwork: Ingrid Elias (What Goes Up)
"たくらみ" MV: KURODA (KANG SIGH HYPER CREW)
Press Release: 對馬拓 (Sleep like a pillow主宰)

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about

Still Dreams Minoo, Japan

Still Dreams is a Japanese duo made up of the couple Maaya and Ryuta, with widespread tendencies to indie-pop, synth-pop, shoegazing and dream pop. In their younger days, they were in a quartet called JUVENILE JUVENILE. In 2016, the group disbanded, and in the same year our two protagonists got married. At the same time, Still Dreams was born. ... more

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